1.アナリスト
印刷私生活をある程度忙しくしておくことのメリット
2023-10-27
最近、私生活が忙しい
最近、私は犬を飼い始め、これに伴って引越の準備を進めている。前職から引越には慣れたものなのだが、やはりやることがたくさんあるので、否応なく時間が奪われる。かつ、犬を飼い始めたことで、散歩など犬の世話にも時間を充てなければならない。さらに、最近体調を崩し、何回か病院に行く機会があったり、「沖縄は10月がおすすめだよ!」と宣言してしまったばっかりに友達や家族が土日に沖縄に来てくれたりと、私生活がかなりバタついて、100%自業自得なのだが、自分的にはなかなか大変な10月であった。
MAVISの勤務時間は原則9:00~18:00(HPより)であるとされているが、リモート・出社も自由であるし、自身の家庭の都合等の私事があれば、会議などが入っていなければ日中にも対応できるので、好きな時間に働ける、とても現代的な会社である。(もちろん、やることはきちんとやっていることが前提となっての自由である。)
なので、上記のような私事がたくさんあっても、ちょっとした隙間時間に犬の散歩に行ったり、朝から役所に行って手続きの待ち時間に仕事をしたりなど、自分で稼働を調整できる点は非常に助かっている。
仕事にあった思わぬ好影響
ただ、私はもともと、私生活が忙しいのは好きではない。時間に追われることで充実感を感じる人もいるようだが、私は全く反対で、やることがない方がむしろ何でもできる気がしていて気持ちがいいタイプの人間である。仕事で何かあったら嫌だな、と思い、土日は無駄な予定は入れないようにしているし、何も予定のない休日は「何をしようかな」から始めることができるので、とてもワクワクする。
なので、10月の忙しさは私にとっては苦痛そのものだった(犬が癒してくれた)のだが、悪いことばかりではなかった。私生活が忙しいかどうかに関わらず、仕事はスケジュール通りに進めなければならないので、やることがたくさんあると、ちょっとした合間を見つけて作業したり、「この1時間で終わらせてやる!」という気合がいつもよりも入ったりと、時間の使い方がうまくなったような気がしている。
(これまでも、気合を入れてやっていないわけでは全くないのだが笑、)時間に追われていると、いつも以上に集中力を高めてやらなければ仕事も終わらない、生活も回らない、という事態になるので、より時間を意識した仕事ができたなと思い、思わぬ好影響だった。
バランスはいつでも変化する
上記の話は、いわゆるワークライフバランス的な話だと思っているが、このバランスは自分だけでなく家庭の都合や、その日の自分の体調・気分によっても変化するので、バランスを完璧に保つのはなかなか難しい。ただ、上記のように、私生活を忙しくすることで切羽詰まって仕事により集中できるのだとすると、なんだか気分が浮かない、やる気が出ない、と思っている時こそ、私生活の予定を埋めて、自分のお尻を叩くというのは一手である。強制的に日常のバランスを変化させて、ブーストをかけるというのは小技として持っておきたいと思う。そう考えると、いくつかパターンのようなものができてくるのかもしれない。この場合にはこのバランスで、といった自分の状況と気持ちに合わせた私生活と仕事のバランス感をつかめるようになると、より仕事の効率も上がるのではないか。
とはいえ、この私生活と両立できる、バランスを自分考えることのできる環境も、毎日決まった時間にオフィスに行かなければならない仕事では成り立たないことであり、MAVISの環境があってこそであるため、環境に感謝し、自分なりの時間管理方法を常にアップデートしていきたいと思っている。
MAVIS PARTNERS アナリスト 神尾唯