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論点思考×累計1万時間の実践知 ファシリテーションの正攻法

書籍紹介

田中大貴 著(2024年6月発売)

現代のビジネス環境では、VUCAと呼ばれる不確実性の高い状況が日常的になってきています。経営の正解が一昔前よりも複雑化し、単純な問題解決手法では対処できない課題も少なくありません。このような時代において、ファシリテーターの役割はますます重要性を増しています。 時代の変化に適応するためには、明確な論点を定め、参加者から有益な意見を引き出し、現時点における「最も妥当な解」を導出できるスキルが求められます。その役割を担う存在こそが、ファシリテーターなのです。 本書の内容は、著者がこれまでのコンサルティングの現場でクライアントと議論する中で、「実際に使えたもの」「有効に機能したもの」「汎用的に使えたもの」だけを選抜しました。 コンサルタントとして働いている方はもちろん、会議に参加する全ての人にとっても、本書が支えとなることを願います。

第1部 ファシリテーションの鉄則

第1章 ファシリテーターとは?
第2章 事前準備の鉄則
第3章 会議進行の鉄則
第4章 事後整理の鉄則

第2部 ファシリテーターの成長を加速させる掟

第5章 スピーキングの掟
第6章 リスニングの掟
第7章 ライティングの掟
第8章 マインドの掟

学生がキャリアアップするためのインターンシップ活用術

書籍紹介
トテジェニファー麻綾 著(2023年11月発売)

どこにでもいる普通の学生でも、本気で長期インターンをすれば、外資系金融や外資系コンサル、外資系メーカー、日系大手などのキラキラの一流企業に入社できる。 これは嘘のような本当の話だ。

とはいえ、本書は「とりあえずインターンに参加しておけば安泰!」といった“楽”を援護する話でもなければ、「インターンに行けば就活は大成功!」というようなキラキラエピソードだけを盛り込んでいるものでもない。 自身のインターン経験をもとに、大変だったこと、つらかったこと、あまり声を大にして言えないことなど、ネガティブな面も隠さず記している。

・大企業に入りたいと思っている
・入りたい企業はあるけれど何をしたらよいか分からない
・大学に入ってから時間を持て余している

など、現状ないしは未来に退屈や不安を感じている全ての学生に向けた、どこよりもリアルなインターンシップの経験をまとめた一冊だ。

第1章 成功への第一歩 学生が企業の門を叩く
第2章 仕事に必要なスキルを身につける
第3章 インターンシップを起点にキャリア戦略を立てる
第4章 インターンシップの成果をアピールする
第5章 就活を成功させたインターン経験者へのインタビュー

M&Aを失敗させない企業買収先「選定」の実務

書籍紹介

田中大貴 著(2023年9月発売)

買収企業の選定次第で、M&A難易度が変わる。国内企業より海外企業が難しく、同業種より異業種が難しい。そして、対象企業が海外企業であることよりも、“飛び地”であることがM&A難易度を上げるし、M&A難易度の観点で言えば、マイノリティ出資からの段階取得による子会社化は、決して「リスクを抑えた手法」とは言えない。そのため、M&Aにおいて、買収目的の明確化とあわせて、買収対象企業の「選定」も重視すべきだ。選定方法には、「持ち込まれ型(M&A仲介会社などから紹介されるパターン)」と「口説き型(自らアプローチするパターン)」の2つがある。これら両型を併用し、買収目的に合致した企業の中でも、よりM&A難易度が低くなるものを買収企業として選定すべきなのだ。世の中のM&Aに対する理解が深まっていることもあり、M&Aを複雑にとらえすぎている節があるが、シンプルに考えると、M&Aは「どのような理由で、どの企業を買うか」に尽きる。本書が読者のみなさまのM&A成功の一助になれば幸いである。

第1章 M&Aの正しい位置づけ
第2章 M&A概論
第3章 のれんの減損とM&A難易度
第4章 M&A難易度を決める要素
第5章 選定プロセス―持ち込まれ型
第6章 選定プロセス―口説き型
第7章 選定プロセスの必要性

トップコンサルタントが明かす ポストM&A成功44の鉄則

書籍紹介
田中大貴 著(前職在籍時、2018年4月発売)

M&Aに関する書籍はいくつも出版されていますが、M&Aは目的が大事だとか、デューデリジェ ンス(買収監査)での見極めが大事だとか、PMI( Post Merger Integration、M&A後の統合)が肝心だといった、要は当たり前のことを説いたものが大半です。M&Aとは何かを理解するのにはいいでしょうが、 M&Aの最中、あるいはダメM&Aの当事者になった人たちには役に立ちません。

M&A後に買った会社と買われた会社をいかに融合していくかという、PMIについての書籍もありますが、統合後1年以内でやるべきタスクの整理や、実務上のポイントを示したものがほとんどです。M&Aから1年が経過すれば使える部分はあまりありません。

これに対して本書は、M&Aから3年以上が経過した、しかも思ったような成果が上げられていないケースを念頭に置き、そこからM&Aをいかに良い方向に向かわせるか、を目的とした初の実践書です。全体は、「M&Aの基本鉄則」「M&A後の組織融合の鉄則」「M&A後の人材管理の鉄則」「M&A後の経営管理の鉄則」「M&A後の戦略実行の鉄則」、「M&A後の再編の鉄則」の 6章で構成し、実際に起こりがちな典型的失敗のエピソードを出発点に、いかにM&Aを効果的なものにするかを44の鉄則にまとめました。確実に効果が出るはずです。

本書全体のテーマは“セカンドPMI”。1度目のPMIは制度や仕組みなどハード面が主眼になりがちですが、セカンドPMIは組織や人の感情に絡む統合がターゲットです。統合直後にはステークホルダー(利害関係者) が多くて検討が進めにくかった領域や、M&Aの負の遺産として残ってしまった課題を解決します。