1.アナリスト
印刷休日に仕事を終わらせよ
2023-08-11
休日にできること
皆様は夏休みをいかがお過ごしだろうか？私は沖縄に居住しており、先の台風６号が本島を直撃したため、離島への旅行がつぶれてしまったが、今年も変わらず沖縄の海は綺麗なので、土日を使って暇があれば海に潜りに行く休日を送っている。
MAVISは決まった夏休みがないので、少しずつ年休を取っているのだが、MAVISに入ってから、土日を含めた休日の使い方についても考えるようになったので、今回はその点について触れたいと思う。
前職は行政におり、皆様がご想像の公務員像の通りと思うが、休日はオフに切り替えて仕事のことは何も考えず過ごすことが当たり前であった。（終わっていない仕事があろうが、休日にまで考えてしまうと病んでしまうのでやめた方が良いとも言われたこともあるくらいであった。）
他方、MAVISに入ってから、田中に言われたのは、「土日にも１～２時間取って、自分の出せる付加価値について考えた方がよい。」ということだった。最初、このアドバイスをもらった時には、正直、若干敬遠してしまっていたのだが、いざやってみるといろいろなメリットがあることを実感できた。
実践して変わったこと
休日に「自分の出せる付加価値を考える」ということは、パソコンに向かって黙々と作業をしろ、ということではなく、直近・この先プロジェクトでどのような貢献ができるか、という点について頭の体操をしておきなさい、ということと理解をしている。
そのため、家で寝転がりながら、カフェでコーヒーを飲みながら、それこそ海辺でくつろいでいるときにでも実践できることである。（私は考えたことは忘れないように、メモには留めるようにしている）
この機会を怠らないことで、翌週は着実に手を動かすことに時間を費やせるようになり、結果として、平日の仕事の効率も上がり、もっと先のことについて考える時間も作れる、という好循環が生まれるようになる、ということを、身をもって体感できた。この好循環をうまく回せるようになると、結果として、休日にはほぼ仕事が“終わっている”状態が作れるようになる（とのことなのだが、私もまだそこまでには至れていない）。加えて、休日ボケがなくなる、というのも大きなメリットであると感じている。皆様も月曜日に憂鬱を感じ、先週どこまでやっていたっけ？となった経験はないだろうか。休日に軽くでも頭の整理をしておくことで、このちょっとしたタイムラグも埋めることができるので、休日に時間がない、やる気が出ない、という時でも、その週の振り返をしておくことだけでも十分に効果があるなと感じている。
改めて戒めを
と、書いているものの、最近、体調が優れず、上記の機会を逃してしまった土日があった。完全に思考停止した土日を過ごしてしまったのだが、やはり、この翌週は、なんだかやる気が出ない、今週は何をやるべきか・・・などと月曜日に良いスタートダッシュを切れなかったので、10分、20分と短い時間であっても、思考をめぐらす時間は休日にも確保しておきたいなとつくづく感じたものである。
もちろん、頭を休める、体を休める、休日に好きなことをする、というリフレッシュ時間はとても大切であり、その時間がないと、それこそ病んでしまうとも思っているので、（賛否あると思うが、）思考停止できる時間は確保しつつ、休日のちょっとしたスキマ時間に付加価値を意識してみる、ということは引き続き続けていきたい。
まだまだ未熟であり、深く思考するということは自分の課題であると認識しているので、最終的には、休日に仕事が“終わっている”状態を作れるよう、試行錯誤しながら、休日の使い方について考えていきたいと思う。
MAVIS PARTNERS アナリスト 神尾唯
