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趣味から考える継続したいこと

2024-12-06

趣味から考える継続したいこと

30代後半でコンサルへ

私は新卒から十数年いわゆるJTC(Japanese Traditional Company)1社に勤めてきた。職種としては製造業の中のいくつかの役割を担ってきたが、それでも業界としては単一の経験しかなく、スキルに偏りがある中、30代後半という年齢で今月コンサル業界に飛び込んだ。仕事の進め方、内容、評価等、全てが大きく異なるため戸惑うことも非常に多く、前職では時代とともに変わりつつあるものの、それでも年功序列の色が濃かった評価基準がリアルなパフォーマンスベースになることや、同僚同士でストレートに評価しあう仕組みや文化は想定以上に衝撃が大きい。そのような環境変化においてもこれまでの経験から発揮できるスキルは最大限出していきつつ、多くの全く新しいことについてはキャッチアップし、さらには新たなスキルを磨き、多様性の強みの一つとなっていきたいと考えている。そのためには正しい努力が必須だと感じている。

正しい知識の吸収とトライアンドエラー

自分は筋トレが好きで十数年続けているが、常々思うことはどれだけ努力しても誤ったやり方をしていては努力が報われる成果が上がらないということだ。昨今はYoutube等でトレーニング方法や栄養管理についてもプロの方々が様々な情報を分かりやすく発信しているため、非常に勉強になり、正しい知識が増えるほどに正しい努力が発生し、アウトプットが高まる。筋トレや食事管理は人体実験のようなもので、方法を変えると顕著に成果に差が出るのが分かるため、正しい知識や努力の意味を確認させてくれるよい習慣だと思う。例えば私は筋肉をつけつつ痩せたいという2つ理想を同時に追いかけ、どちらも達成できないままの状態が続いてしまっていたが、体のアナボリック・カタボリック(高校の生物で出てくる同化と異化)といった平衡を傾けて増量と減量の時期を分けないとあまり成果が上がらないことなどだ。これを知ってから大幅にアウトプットが向上した。

知識の吸収だけでなく実践して感じたことから仮説を立て、それを検証していくトライアンドエラーも継続して続けたい。私はコロナの頃、運動不足解消のためにテニスを習い始めたが、ある時から成長が停滞した。自分なりの仮説では、週1という頻度ではスポーツ全般の成長に必要な反復量が圧倒的に足りないということ、フォームが重要なスポーツ(ゴルフもしかり)においてフォームを重視するスクールではなかった(社会人向けの趣味・リクリエーションの側面が強い教室だった)ことが原因だ。この仮説に基づき、今後テニスを再開する際はこの2点を解消して取り組みたい。このように仮説に基づいたトライアンドエラーを続けることで検証が進み、外部知識からだけでなく自身の経験からも努力を正しい方向へ修正できる。

最大のアウトプット

未経験の業界に入ってのキャッチアップとなるが、なんでもがむしゃらにやりさえすればいいと思考を止めることなく、最大効率と最大効果を生む正しい知識と正しい努力を意識すること、トライアンドエラーを忘れずどんどん仮説に基づいて実験してみることで最大のアウトプットを出していきたい。これは新たに始めるすべての活動にも言えることだと思う。アウトプットが高まるだけでなく常に新しい発見とブレイクスルーが生まれるので、人生に新たな楽しみが生まれる。今後もこれらを意識することを継続して、携わる活動のアウトプットの最大化するとともに、その過程の積み重ねである人生を最大限楽しんでいきたい。

MAVIS PARTNERS アソシエイト 森野輝之

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