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入社一週間目の心境

2024-07-12

入社一週間目の心境

MAVISに入社

7月に入社してから一週間が経った。自分の成長と仕事の楽しさにワクワクしている気持ちを残したいと思う。
私の経歴は、大学時代に公認会計士試験に合格し、新卒でBIG4一角の監査法人に入社、その後はベンチャー企業複数社でIPO準備・経理・内部監査・内部統制・営業・採用…と幅広く経験を積んできた。ぱっと見、そこそこキラキラして見える気がする。
とは言え、30歳を迎えるにあたって、キャリアに悩むことも多くなっていた。
「高単価な”業界”へスイッチ」、「普遍的なスキル」を必須としたところ、「コンサル」や「M&A」のワードに行き当たり、個人的な嗜好として「ベンチャー企業」、「適正規模」も条件に入れた。(ベンチャーの柔軟さやスピード感はほしいが、拡大路線や社会的な見え方を重視しすぎる会社だと、”裸の王様”に見えてきてしまう経験があった)
そろそろ転職活動を始めようと、ビズリーチに登録して、採用エージェントと面談の調整をしていた矢先、MAVIS代表の田中と面談をすることになった。「とりあえず話を聞いておくか」くらいで挑んだ30分の面談で、私が望んでいた条件をぴったりかなえる会社が見つかってしまった。そしてなんと内定をくれるというではないか。強行突破で前職を辞めて、面談の半月後には意気揚々と入社していた。
さて、実際に入社してみると・・・

早速の挫折

走馬灯のように、新卒時代の苦い記憶がよみがえってきた。
「とりあえず、座ってPC開けば?」「この3日間何をやっていたの?」と、余りの無能さに疑問を持たれた日々。
なぜ動けないか、それは「何をすればよいかわからない」から。あの感覚を社会人歴8年の今、改めて経験するとは。
「仮説」「推察」「構造化」「ファクト」「ロジカルシンキング」・・・私のぬるい社会人経験では太刀打ちできない言葉が飛び交い、途方に暮れた。
なぜ今までの頑張りが通用しないのか。それは、今までとはまったく別の世界だから。
監査法人時代は、「過去」を後追いする仕事、ベンチャー時代は「現在」を地道に進める仕事。それに引き替え、今飛び込んだコンサルは不確実な「未来」を作っていく仕事だ。コンサルでは、未知の解を出すために、あらゆる思考回路を使って仮説を立てて、ファクトを積み上げるが、それでも依然絶対的な正解はなさそうだ。

転職して広がった世界

では、入社して一週間経った今、何を思うか。改めて、転職してよかったなあと心から思う。
まず、チームに参加することが楽しい。とりあえずやってみる、できなくてもやってみる、やっているうちに思い当たることもあれば、おぼろげながら自分の中に入ってくる学びもある。毎日新しい発見と微々たる成長を実感し、とても充実している。入社初週から終電帰りになった日もあったが、コンサルタントの責任感や、成果物への拘りを間近で見てとても良い経験になったし、チームに参加させてもらえるのが嬉しかった。
新しい考え方や方法も、面白い。クライアントからの期待を超えるにとどまらず、潜在的な課題の解決まで本気で目指す世界観も、答えがない問題への挑戦やその術も、すべてが新鮮で全く歯が立たない。できることを楽にやり続け、成長がどん詰まる不安よりも、できないことに挑戦する負荷の方がよい。
そして、できないことに対する不安がない。
雑談をしていた時に、「この会社は見捨てられる感がゼロだよね」という発言が出て、まさに、と思った。
どれだけ自分の無力さを痛感しても、理解不足や手戻りで迷惑をかけてしまっても、笑ってしまうくらい不安がないのである。
少人数のベンチャーに飛び込み難題に挑戦し続けるメンバーは、自然とカルチャーが揃ってくるのかもしれない。周りを見渡すと、優秀なメンバーが切磋琢磨しあい、でも安心できる環境というのが整っていると思う。
いつまでも迷惑をかけていられない、早く成長しなければならない。1年後の自分が、前向きに未知の難題に取り組み続けていることを期待して。

MAVIS PARTNERS アソシエイト 豊嶋美知

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