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MAVIS年収事情

2023-08-18

MAVIS年収事情

年収のこと、はじめて書きます

年収の話をコラムで書くなんて下世話と思うかもしれないが、採用面談をしていると、聞きにくそうに恐る恐る聞いてくる人も多いので、今回はじめて書いてみようと思う。現在、各種採用媒体に求人票を出しているので、それを見れば、大体の水準は分かると思うが、ああいう媒体では詳細まで書けないので、隠しているわけじゃないが、結果として、年収情報は公開していない。ただ、MAVISのような新興ファームに対しての懸念には、「年収低いのでは?」はあるのだろうなとは思う。今日はそれを払拭したい。

MAVISを立ち上げて、コンサルタントのタイトルとその役割を設定するとき、年収水準をどう設定するか、ベースとインセンティブの組み合わせをどう考えるか、念入りに考えて決めた。クライアントに喜ばれることを働く対価にして欲しい気持ちはあるものの、やはりハードワークは否めず、それに応じた対価というものはあって当たり前だと思っている。そのため、MAVISでは、“やりがい搾取”のようなことはしていない(と少なくとも私は思っている!)。しっかり貢献した人には、その分の対価を支払うし、上限も特に決めていない。

MAVISの年収は、悪くないです

まず、MAVISの年収のベースとしては、BIG4の水準感に設定している。M&A関連のコンサルティング経験のあるコンサルタントは、やはりBIG4に多く、そこから転職してきても遜色ない年収水準になることを狙って設定した。MAVISの場合、アナリスト⇒アソシエイト⇒マネージャーとタイトルが分かれているが、それぞれバンドが4段階に分かれており、各バンドによっても年収のベースが異なる。タイトルの区切り方が違うだけで、BIG4の新卒からシニアマネージャーまでの年収レンジとおおよそ同レベルになっている。

加えて、MAVISでは年収のベースとは別に、プロフィットシェアというものがある。いわゆる決算賞与というもの。6月が決算期なので、7月に支給している。当期の会社の見込み利益から、従業員に分配する額を設定して、それを従業員全員で山分けするという考え。タイトル別に山分けする比率の傾斜はあるが、額は、会社の業績と個人のパフォーマンスで決まる。実は、このプロフィットシェアが大きい。これを含めると、BIG4の年収水準を軽く超える。ここ数年の実績だと、外資戦コンと同等レベルになっている。

MAVISの年収に対する考え方

利益というのは、従業員全員で作り出した価値だし、貢献した証でもある。とすれば、その額の一定割合は従業員に還元すべきと考えており、その割合も固定で決めてしまっている。なので、私は決算期になると、事前に決めた計算式に、確定した業績数値を代入して計算するだけで、従業員へのトータル配分額を決めてしまっている。そして、それを個人のタイトルと、個人のパフォーマンスを加味して分配し、各人のプロフィットシェア額を算出している。いたってシンプルな考えだ。上限もなければ下限もない。

会社が潤えば、従業員も潤うし、会社が枯れれば、従業員も枯れる。それだけ。「ストックオプションは無いのですか?」と面接で聞かれたこともあるが、無い。上場しない限り、もらっても意味がないし、手続きが面倒なだけだと思うのだが。それよりは、ある意味、配当のような形で、プロフィットシェアを出してしまった方がシンプルだと思う。別に、ストックオプション付与を否定する気はないが、人参をぶらさげてモチベートするやり方よりは、海賊・山賊のように、その場その場で稼いだもの・獲得したものは分配してしまいたい。

だから安心してください

MAVISはそんな会社です。何が言いたいかというと、特段、年収の心配はしなくても大丈夫だと思いますよってこと。それよりも、仕事内容や、得たい経験が本当に獲得できそうか、クライアントワークが性に合っているかをしっかり考えて欲しいと思う。お金稼ぎがしたいなら、起業して一発あてるか、外資金融にでもいくか、保険営業でカリスマになるか、手段は他にあるはず。コンサルはお金稼ぎではない。“THE自分”を持って働ける世界ということ、持たなければいけないということ、それが面白いと思うのです。

MAVISでは、仕事内容が面白くないということは無いと自負しています。他ファームと比べても、相当チャレンジングな案件を請け負っています。我こそは!という腕に自信のある方は、ぜひMAVISの門を叩いてみてください!

MAVIS PARTNERS プリンシパル 田中大貴

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