4.プリンシパル
印刷5期目突入!MAVISはM&Aだけではありませぬ
2023-07-21
M&A関連のプロジェクトは実は5割程度
企業と初回面談をすると、「M&Aコンサルの会社なんですよね?」と聞かれることが多いし、面接でも、「M&Aに興味があって応募しました」と言われることが多いので、明言しておこうと思いますが、MAVISは、「M&Aの領域に精通した戦略コンサルティング会社」です。MAVIS PARTNERSという社名こそ、「M&AでVisionを達成する仲間たち」の造語なので、M&A関係しかやっていないように思われるのも自業自得ではあるのですが、実際は、案件数で言うと、M&A関連はおよそ5割にしか過ぎません。
どちらかといえば、戦略要素の方が強い
どちらかというと、MAVISは、“M&A”という色よりも、“戦略コンサル”という色の方が濃いです。“戦略コンサル”には諸説あることは承知のうえ、敢えて定義をすると、“戦略コンサル”は、ピュアに戦略策定だけやっているという意味ではなく、「戦略策定要素を含んだコンサル」という意味です。戦略策定要素とは、私のこれまでの経験則で言うならば、それは、“あるべき姿”が決まっていないこと。つまり、クライアントからご依頼された時点で、当該テーマの“あるべき姿”はもちろん、“目指す姿”も見えていないのです。
見えているテーマと見えていないテーマ
逆に見えているテーマの典型が、コストカットや業務効率化でしょう。ゴールは無駄を削ることなので非常に分かりやすい。また、人事制度構築やIT導入もやるべきことがはっきりしているので、“見えている”部類でしょう。当然、リサーチだけ依頼されるようなテーマも同様だし、常駐して実行支援するテーマも然り。それに対して、戦略策定は、真っ白なキャンバスに絵を描いていくようなものなので、考え方や捉え方次第で方向が真逆になることもあるし、何をゴールとするかも、考える人によって全く違うのです。
M&A要素は分解できる
更にいえば、MAVISでは、M&A要素が絡んだプロジェクトも多いです。M&A要素を分解すると、ファイナンスだったり、投資採算性だったり、資本市場だったり、ガバナンスだったりするわけで、戦略策定要素と、それらM&A要素が絡み合ったプロジェクトをご依頼されています。冒頭で「M&A関連はおよそ5割にしか過ぎません」と書きましたが、残りの5割は、M&A要素や戦略策定要素が絡み合ったもので構成されています。たまに、全く関連のないテーマのプロジェクトもありますが、非常に稀です。
3つ目の社名の意味を
ただ、今もこれからも、MAVISの主軸は、M&A戦略コンサルティングだと思っているので、社名を変える気は毛頭ないですが、社名の由来を「M&AでVisionを達成する仲間たち」の造語です、と説明するのも、誤解を生み出す原因だと思うので、社名を異なる意味で説明できないかなと最近考えていました。もともと、先述の語源と、MAVIS(ウタツグミ)という英単語のダブルミーニングだったので、3つ目の意味として、今度はM&A要素ではなく、戦略策定要素を表現できないかなと。
想いを現実化させる仲間たち
結論、MANIFESTING VISION PARTNERS(クライアントの想いを現実化させる仲間たち)という表現がしっくりきています。クライアントの「こうしたい」や「ああなりたい」という想いをしっかりとらまえ、忖度のない建設的な議論を重ねることで、客観的な“あるべき姿”や目指す姿“として設定する。そして、それを現実化させていく仲間たち。7月8日をもって、MAVISを設立して丸4年間経ちましたが、これまでにやってきたことを振り返ると、(自画自賛ですが)意外とフィット感のある表現かなと思っています。
改めてのご挨拶
弊社と一緒に仕事してくださる企業の皆さま、そして、弊社で働くことに関心を寄せてくださる候補者の皆さま、今後は、「MAVISはM&Aだけじゃないんだ」と記憶していただけると幸いです。とても機能的に説明するならば、Strategy×Finance×Facilitationの掛け算が得意なコンサルティング会社です。しかも、メンバー間で機能分担せずに、いちコンサルタントがそれら機能を併せ持ち、個人内シナジーを創出して、価値を生み出していくというスタイル。面白そうだなと思ったら、お気軽にお声がけくださいませ!5期目もよろしくお願いいたします!
MAVIS PARTNERS プリンシパル 田中大貴