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6期目は面白くなりそう

2024-07-05

6期目は面白くなりそう

生存率15%組に残れました

7月に入り、MAVISも6期目に入りました。採用面接で、候補者に対して「MAVISは、2019年に設立したばかりのコンサル会社で~」なんて説明をしてきたのですが、6期目にもなると、“したばかり”という表現を使うのも憚られます。ベンチャー企業の5年後生存率は15%らしいですが、MAVISは、コロナ禍もサヴァイヴして、なんとか15%の中に入れたようです。よかった!
昨年頃から、お仕事をいただける数もグッと増えまして、「この先、仕事がないかもしれない、大丈夫か?」という、中小企業の“あるある不安感”は、だいぶ小さくなりました。それもこれも、名もなき、うちのようなコンサル会社に依頼してくれるクライアントの皆様のおかげですし、1つ1つ目の前の仕事を丁寧にしてきた、MAVISメンバーの功績ゆえだと思っています。多方面に感謝!
一方で、それもあって、今年の課題は人材補強でした。コンサルタントが少ないばかりに、泣く泣くお断りしたお仕事もチラホラ。会社方針の1つが「拡大成長より確実良化」とはいえ、さすがにもう少しコンサルタントの数がないと、やるべき仕事もやりたい仕事も出来ない。そんなことを痛感した1年でもありました。

採用に苦労したこの5年

実は、MAVISを設立して1番困ったのが、採用でした。当初は「独立したって仕事がないのでは?」という懸念が大きく、採用に関しては、「まぁ採れるでしょう」なんて舐めていたんですよね(恥ずかし!)。私自身が、過去在籍していたコンサル会社で、採用面接官や採用責任者をやっていたとき、「欲しい人材」は結構な確率で採れていたので、過信していたし、自惚れていたのです。
でも、実際は、MAVISになってから採用活動しても、そもそも応募が来ない。応募が来ても、求める条件にかすりもしない方ばかり。困ったなーなんて思いながら、ダイレクトリクルーティングサービスで、スカウトメールをたくさん打って、声もたくさん掛けました。毎月1000通ぐらい送っていたんじゃないでしょうか。それでも結果は、「辞退メール」か、既読スルーが大半。珍しく面談できても、実際の応募が来ない、途中でストップ、他社に流れる、そんなことばかりでした。
考えれば当たり前です。過去いたコンサル会社で、採用が上手くいっていたのは、会社の看板と信用があるから。多少は、私が惹きつけに貢献できていたとしても、それは会社の土台の上で成し得た話であって、私の貢献は微々たるものです。会社の土台がなければ、自分の力じゃ採りたい人も採れない。それを思い知らされました。ただ、それでも思っていました。「まぁ、そうは言ってもね、うちは拡大志向じゃないし、本当に来たいと思ってくれる人が出てくるまで、採用しなくてもいいや」と。

懐かしきサファリパーク

そんなある日、昔から仲良くさせていただいているクライアントの方から、お酒を飲みながらこう言われました。「田中さんと一緒に働く人って、昔はすごく変人というか、キャラが強い人が多かったですよね。動物園っぽいというか。そういうメンバーでチームを組成してプロジェクトやっているのが、面白いなと思ったんですよね。今は全く悪い意味じゃないですけど、常識的で真っ当な人が多いですよね」と。
その話には思い当たる節がありました。昔は、私はコンサル会社に在籍している身なので、採用責任者といえども、自分に物事の最終責任はないので、自分が面白いなって思った人をバンバン採用していたのです。そして、アクが強いなっていう人をプロジェクトにどんどんアサインしていたのです。
一方、今は、一応会社の代表なので、そういうエッジが効いている人(効き過ぎている人?)を採用することを、無意識に避けていたんでしょうね。それに、私の前に、うちのメンバーが1次面接、2次面接、3次面接をして、選抜された人の中から、いいなと思った人を選んでいたので、そりゃ優秀且つ真っ当な人だけ残りますよね。でも、そんな人はレア過ぎて、そもそも出会える確率も小さいわけです。

6期目は案件を断らない!

反省した結果、最近は、採用に関して“振り切る”ようにしています。結局、1次面接、2次面接、3次面接と残った候補者の中からオファーを出して、入社してもらっても、入社後に合わずに退職になるケースが少なからずあったので、だったら、まず私が面接して、いいなと思ったら、オファーを出してしまおうと。この仕事、やってみないとわからないですしね、「この人、面白い!活躍してくれそう!」っていう自分の感覚を久しぶりに信じてみるようにしています。
おかげさまで、7月以降、正社員が4-5人増える見込みです。そのうち経験者も未経験者もいますが、いずれも“MAVISらしさ”を気に入って入ってくれたメンバーです。早々にMAVISコンサルタントとして立ち上がることを期待しつつ、第6期目は、「案件を断らない!」を目標に邁進していきます。今期は面白い仕事がたくさんできそうです。1年後、私がコラムで何を書くのか、自分でも予想がつかないですが、気持ちの良い1年にしたいと思います!

MAVIS PARTNERS プリンシパル 田中大貴

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