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唯一創業時からいるメンバーとして振り返り

2024-06-14

唯一創業時からいるメンバーとして振り返り

MAVIS立ち上げ5周年

今年でMAVIS PARTNERSは立ち上げて丸5年経った。長いようで短くもあり、振り返ればあっという間に過ぎた5年間だったように思う。MAVISは元々、前職で田中チームだったメンバー4人(実は幻のメンバーである5人目もいた)で始まったが、様々な理由で創業時のメンバーは退職し、今では創業時を知るメンバーは田中と私だけになった。一方で、創業後に参画したメンバーが増え、創業時よりも強固な体制になって今に至る。立ち上げメンバーが私だけなので、採用面接のときに「MAVIS立ち上げの時に、なぜ田中さんの誘いに乗ったんですか?」とか「不安はなかったんですか?」といった質問が来ることがある。結論、「なかった」と答えている。なぜなかったのか、と言われるとよくわからない。良い機会なので当時のことを振り返る。

MAVIS立ち上げの時に不安はなかったんですか?

5年前のいつだったが、田中から都内某所のホテルに呼び出された。ホテルに行くと数名当時のチームメンバーがいた。彼らも声を掛けられたのだった。その場で、「このメンバーで一緒にやらないか」と誘われた。そして、「こういうのは悩んでも仕方ないから明日までに返事をくれ」と田中に言われた。「もっと考える猶予を与えるだろ、普通」とその時思ったが、田中さんらしいなとも思った。それだけ言い終えると、田中はさっさと帰っていった。
その後、残されたメンバーでホテルを出て、西新橋の交差点にあるファミレスに行き「どうする?」という話をした。その時に私の答えは決まっていて、「このメンバーでやれるならやりたいから全員でYesと返事しよう」と話していた。なぜか私がメンバーを口説く、みたいな構図になった。

なので、「MAVIS立ち上げの時に、なぜ田中さんの誘いに乗ったんですか?」とか「不安はなかったんですか?」といった質問に正確に答えると、「自分一人だけ誘われていたら断っていたかもしれないが、このメンバーなら、と思えるメンバーだったので不安はなかった」ということなのかもしれない。(加えて、他にも誘ってくれていた会社があったので、最悪ダメでも他に行けばいいか、という気持ちもあった)

MAVIS立ち上げ前と立ち上げ後の一番の違いは?

面接で「MAVISの立ち上げ前と、立ち上げ後でどんな違いがあるか?」と聞かれることも多い。メンバーも前職のチームメンバーだったし、やっていることも「コンサルティング」なので、基本的には変わりがないのだが、「働き方」と「コンサルテーマ」が違うかもしれない。
働き方は、かなり自由になった。前職の時には、朝出社して夜仕事が終わるまでオフィス働く、というのが当たり前だったが、MAVISを立ち上げてからは、求められているアウトプットさえ期限内に出てくればいつどこでやってもよくなった。というか、最初の案件をやっていた時にはオフィスすらなかった。社内のミーティングもホテルのカフェで実施したり、当時は珍しかったオンラインでの打ち合わせをしたりしていた。今はオフィスも構え、メンバーも増えたので組織というものがあるが、求められているアウトプットさえ期限内に出せばどこでやってもよい、という働き方は変わらない。

コンサルテーマでいうと、意外や意外、MAVISを立ち上げてからの方がバラエティに富んでいてかつ、知的好奇心をくすぐるようなテーマが増えた。前職の時にはITコンサルチックな案件をやることもあったが、そういう案件は全くなくなり、戦略立案、スタートアップへのDD、バリュエーション、PMI、PR戦略立案、IR支援、ガバナンス強化などなど、多種多様な案件が出来ている。

今では会社として複数案件が同時に走っているが、MAVIS第1号案件の時には、その案件しか依頼がなかったので、当然全員で同じ案件をやっていた。逆にいうと、その案件が終われば全員暇になるので、第1号案件を無事に納品することができたときには全員で昼から祝杯をあげた。今となってはいい思い出である。
今後、全員で同じ案件をやり、全員同時に暇になる、ということは間違いなくないだろうが(逆にそれはそれで心配)、今のメンバー全員が関わることのできる規模の大きな案件をやりたい、というのが密かな野望だ。

MAVIS PARTNERS マネージャー 渡邊悠太

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