買収対象企業へのアプローチ


口説き型M&Aとは?

M&A戦略において、買収対象企業と接点を持つアプローチ方法のうちの1つ。M&A戦略において、買収対象企業候補となる要件を定義し、その要件に合致した企業を探索し、ドアノックをして、対象企業のオーナーを口説いて買収するというもの。戦略から導いた対象企業のため、買収できた暁には、企図したシナジーが創出できる確度が高いのが特徴。

持ち込まれ型M&A支援とは?

M&A戦略において、買収対象企業と接点を持つアプローチ方法のうちの1つ。M&A仲介会社や証券会社等から、市場において売りに出ている企業を紹介されて、単体の魅力、戦略適合性、経済合理性、買収必然性の検討を経て買収するというもの。既に売り案件として出回っているため、買い手の意向さえあれば、買収できる確度が高いのが特徴。

口説き型M&Aと持ち込まれ型の優劣

双方、買収対象企業と接点を持つ方法の違いであって、どちらに優劣があるわけではない。ただし、比較すると、口説き型M&Aは、シナジー創出の確度が高く、M&Aの成約できる確度は低い。一方、持ち込まれ型M&Aは、シナジー創出の確度が低く、M&Aの成約できる確度は高い。どちらも手法として使いこなせるのが重要。

持ち込まれ型M&Aに関する弊社サービス内容

・対象企業の単体の魅力の検証(競争優位性・財務安定性)
・戦略適合性の検証(シナジー描出可能性、将来事業ポートフォリオの堅牢性)
・経済合理性の検証(NPV計算、ハードルレード検討、ROIの妥当性検証など)
・買収必然性の検証(買収以外のオプション検討、買収タイミングの適切性の検証、他投資案件との比較)

※口説き型M&Aに関しては、M&A戦略立案を参照検討