バリュエーションとは?
対象企業の企業価値評価のこと。DCF法やマルチプル法の両方を使って、価格レンジを出すのが一般的。バリュエーションのインプットとなるのは、BDD(ビジネス・デューデリジェンス)やFDD(ファイナンシャル・デューデリジェンス)。よって、バリュエーションの前工程である、DDが必要十分に行われなかった場合、バリュエーションの精度は下がる。バリュエーションの結果の脆さ
将来事業計画の内容と、設定する永久成長率と割引率によって、バリュエーションの結果は変わる。特に、永久成長率や割引率は、ターミナルバリューの因数となるため、少し数値を調整するだけで、バリュエーションの結果は大きく変動する。そのため、クライアントや先方FA(ファイナンシャルアドバイザー)との事前の認識合わせが重要となる。バリュエーションの使い方
バリエーションは、EXCELでモデルを組み、数値を算出して、レポートを書いて終わりではない。ファイナンシャルアドバイザーではない、M&A戦略コンサルタントであれば、モデルをベースに、感度分析をすることで、企業価値に影響を大きく与える因数を特定し、KPIとして、その変化のレンジまで見るべき。その考察が、M&A戦略をブラッシュアップさせる。バリュエーションに関する弊社サービス内容
・企業価値評価に係るEXCELモデル組成
・DCF法とマルチプル法による企業価値算定
・モデルを活用した感度分析
・感度分析結果からのM&A戦略への示唆提示