PMI(買収後の経営統合)支援


PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)とは?

買収後の統合活動のこと。買い手と対象企業が協力して、統合活動を進める。一般的には、Day100(クロージングから100日間)や、Day365(クロージングしてから1年間)がマイルストーンとして置かれるケースが多い。この間、通常稼働するための経営基盤の統合から、経営方針の策定、そして経営執行まで、やるべきことが多い。

PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)のポイント①目的再確認

M&Aの目的達成後のイメージが、親会社(買い手)と子会社(対象企業)でズレている場合、子会社側に当事者意識が生まれず、親会社が描いたシナジー創出へのコミットメントを得られない。逆に、M&Aの目的達成後のイメージが擦り合っている場合、子会社に当事者意識が生まれ、統合作業がスムースに進む。

PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)のポイント②情報量の変化

LOI締結後、対象企業から関連資料を受領できるため、対象企業の情報量は増える。しかし、SPA締結後は、LOI締結時よりも、更に情報量が増えるため、DD時点で検討していたシナジーは、SPA締結後、対象企業の情報量が増えた時点で再度検証するべき。

PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)のポイント③企業文化の共有

企業文化の共有をないがしろにすると、無意識に出自が同じ人間で集まってしまい、交流不足に繋がる。すると、出自の違う社員とコミュニケーションをとることをためらい、PMI活動が遅れる。そうなると、パワーバランスが大きい方の組織文化に合わせざるを得ない状況になる。結果、合わせる側は納得できず、表面的な関係が続き、枝葉の改善活動ばかりに終始し、シナジー創出に向けた根本的課題解決に至らない。

PMI(買収後の経営統合)に関する弊社サービス内容

・M&Aの目的の再確認
・シナジーの再検討
・ガバナンス設計・構築
・Day1イベント準備
・マスタープランの作成 / 分科会の組成 / 分科会の運営支援
・100日プランの策定・実行
・単年度計画・中計の精査・実行
・企業文化の共有支援