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7期目のMAVISと、6歳になった娘と

人が増え、オフィスも変わった「変化の年」

2025年7月8日。MAVISは無事に6周年を迎え、第7期に突入しました。
……と、ここでドヤ顔するつもりだったのですが、今年も例によってすっかり忘れておりました。というのも、創立日が娘の誕生日とまったく同じでして、「誕生日プレゼント何しよう」と思ってるうちに、創立記念が過ぎ去り、だいたい誰かに言われて「あっ……」と気づくのが毎年の恒例です。

さて、そんな6期目はというと、「変化の年」でした。
まず人が増えました(残念ながら減った人もいましたので、厳密には“純増”)。コンサルタントの人数は前期の倍以上になり、手狭だった芝公園のオフィスから、広々とした三田の新オフィスに移転しました。東京タワーが正面に見える景色も気に入っていましたが、会議室は足りないし、小さなデスクを詰めても16席しか置けなかったので、思い切って引っ越しました。今では25席ある執務室に、ちゃんとした会議室も3つ。コーヒーを飲む休憩スペースすらあります。
振り返ると、人も場所も大きく変わった一年でした。
その変化が良い影響をもたらすのか、悪い影響をもたらすのかは、これからの私たち次第です。結局のところ、コンサルタントにできることは一つ。「目の前のクライアントに、ちゃんと喜んでもらうこと」。今期はそこに腰を据えて、あらためてコンサルの王道を歩いていこうと思います。

家にいる時間と、子どもの視線

ちなみに私個人はというと、大体の日は、夕方には帰宅し、残った仕事は自宅で片付けるスタイルです。コロナ禍を経て、オンラインが定着したおかげで、夕飯だけは家族と囲めるようになり、子どもたちも「あ、パパいるな」と思ったときに、ふらっと話しかけてくるようになりました。昔だったら、そんな余裕すらなかったですから、いい時代になったなぁと思います。

そんな我が家の9歳の長男が、最近こんな宿題を持ってきました。
「気になる職業について調べて、インタビューもしてみよう」
自分が興味関心ある職業を本で調べて書く。もし周りに、その職業の人がいたらインタビューして、「仕事の工夫」を聞いて、それも書いて整理してみる、というものです。

何を選んだのかなと思って見せてもらったら、恥ずかしそうに「経営コンサルタント」と書いたプリントを見せてくれました。「選んだ理由」には、「お父さんが経営コンサルタントで、僕も人の話を聞くのが好きだから」と書いてありました。私の仕事姿を見て、そう思ってたのかーと驚きました。

そして、本で調べて書き写した内容には、「企業や組織などから依頼を受け、問題を調査・分析して原因を追求し、解決策を見つける仕事」、「情報収集のノウハウや分析力、的確な報告書の作成、さらには、クライアントを説得できる表現力なども求められる」とありました。

「間違ってはいないけど、浅いねぇ笑」なんて言いながら、「じゃあ、この仕事の工夫を知りたい?」と聞くと、「知りたい!」と目を輝かせる長男。

そこで私はこう答えました。
「人の話をむやみに信じないこと。必ず、自分の目で見て確かめること」

「えっ?」とキョトンとしながらも、息子は一応メモしていました。コンサルの第一歩の踏み出しです。

プレイヤーとして、もうしばらく前線に

そういえば昨年あたり、「もうプレイヤーを引いて、裏方に回る時期かな。その方が中長期的に会社のためにはいいかな」なんて思ったこともありました。でも、子どもがようやく私の仕事に興味を持ち始めた今、引くにはまだ早いかもしれないなと。下の子は、まだ“コンサルタント”を、ゴロゴロしながら本を読んだり、お絵描きしたり、友達とおしゃべりしてるぐらいにしか思ってなさそうですし……。

ということで、今期の個人的な方針はシンプルです。
「まだまだプレイヤーでいよう!」
クライアントと正面から向き合い、現場に立って、解像度高く、熱量もって、やっていこうと思います。
第7期のMAVISも、どうぞよろしくお願いいたします!

MAVIS PARTNERS プリンシパル 田中大貴